米国ペンシルベニア州政府日本事務所  ペンシルバニア州の事業環境・優遇助成制度のご紹介、日本企業のペンシルベニア州への直接投資に関する各種サポート・ご相談

ペンシルバニア州環境保護局(DEP)の事務局長パトリック マクドネル氏は、同局が運営するドライビングPAフォワードプログラムの資金により、レベル2の電気自動車充電器1,000基を州全域に設置したと発表しました。マクドネル氏は、4基台の充電器が設置されたカンバーランド郡キャンプヒルにあるネイバーズ&スミス小売センターにてこの発表を行いました。

「各々の充電器はペンシルベニア州の電気自動車の運転手に選択肢を広げます。走行する電気自動車が増えると地域社会における排ガス汚染が減り、大気の質が向上します」とマクドネル氏は述べています。「それはペンシルベニアの気候変動問題への取組みを助けることになります。」 

マクドネル長官は駐車場で車を充電しているときにカフェテリアを訪れ、ネイバーズ&スミス小売センターの運営者のデビッド ハウトン氏 (David Hutton) と店主のミシェル カァチュ氏(Michele Koch)に、顧客と従業員への電気自動車使用の支援をする利点について話しました。 

「ハリスバーグを拠点とする不動産開発会社スミスランドは、ネイバーズ&スミス小売センターに電気自動車用充電ステーションを2ケ所提供できることを誇りに思います」とハウトン氏は述べています。「これらの充電ステーションは、テナント、買い物客、そしてコミュニティに利便性を提供するだけでなく、進化する自動車産業と環境に対するスミスランド社の取り組みを示しています。」 

ドライビングPAフォワード資金による充電器は、フィラデルフィア、ピッツバーグ、アレンタウン、ブラドック、ハリスバーグ、オイルシティ、ポッツビル、タンカノックなど、州内39郡のさまざまな地域社会で、300以上の場所に、企業、組織、コンドミニアム/アパートの所有者により設置されています。

「オイルシティに設置された充電スタンドは、住民や観光客が必要としていた車の充電スペースを提供します。この地域では数少ない公共の充電ステーションであり、オイルシティのダウンタウンを訪れる旅行者を惹きつけ、この地域で長距離移動する電気自動車ドライバーに必要とされる場所です。」と、ベナンゴ郡経済開発公社の事務局長、エミリー・ルイス氏は述べています。

「電気自動車用充電器の供給は、気候変動に対処するエピックメタル社の使命の一環です。現在、7台の充電器を設置しており、従業員と消費者の利用により、8,000ガロン以上のガソリン消費を抑え、約154,000ポンドの二酸化炭素排出を削減しました。」とエピックメタル社のデビッド ランディス社長は述べています。

「アレンタウン パーキング局は、電気自動車の将来性を認識しています。大企業数社がウンタウンに移り、契約駐車場の利用者を連れてきました。彼らは私たちの充電ステーションの設置に感激していました。 私たちの目標は、アレンタウンの住民、労働者、訪問者に最高の駐車体験を提供し二酸化炭素排出量削減の一端を担うことです。」とリーハイ郡のアレンタウン駐車場局の管理スペシャリストであるジャネット・カネヴァリ氏は述べています。

ワイオミング郡タンカノックに本社を置くオースティンコープス社の社長兼最高経営責任者、マシューJ.オースティン氏は、次のように述べています。「電気自動車は、T型フォードから続く移動手段への最大の変化をもたらすものです。この革命的な技術革新を地方にもたらす最先端にいることを光栄に思います。公共の場に充電ステーションを設置することは、バッテリーに対する不安を解消し、環境に配慮した持続可能な交通手段を実現するための鍵となります。」

充電器の半分以上は公共の場所に設置され、約3分の1は職場に設置され、残りは集合住宅に設置されています。ペンシルバニア州保全天然資源局(DCNR)は、州立公園で12の充電プロジェクトをドライビングPAフォワードの資金を使い完了しました。

資金を使い、さらに140の充電ステーションプロジェクトが進行中で、少なくとも500基の充電器が追加され、ドライビングPAフォワードが資金提供した充電器を最低1基設置している郡の数は45になります。

「ペンシルバニア州では、健康や環境に良いとされる電気自動車への関心が高まっており、燃料費や維持費の削減にもつながっています」と、マクドネル長官は述べています。「行きたいところに行けるように、充電インフラが整っているのか?と、多くの人が聞いてきます。 このニーズを満たすために企業、地方自治体、および組織が立ち上がりました。」

ペンシルベニア運輸局の最新のデータによると、ペンシルバニア州では2月の時点で28,460台の電気自動車(プラグインハイブリッドを含む)が登録されています。これは約3年前の2017年12月に登録された11,347台の電気自動車数を大幅に上回っています。 

現在、州全体の800ヶ所以上に、どの車両でも使用できる1,600基以上の公共のレベル2充電器が設置されています。

レベル2プログラムは、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題でペンシルバニア州が得た1億1850万ドルの和解金を活用し、ゼロおよび低排ガスの自動車や機器への移行を推進し、関連インフラの設置を加速させる8つのドライビングPAフォワードプログラムのひとつです。ドライビングPAフォワードは、充電インフラを支援するために、和解案で認められている上限金額の約1,700万ドルを投資しています。

ペンシルバニア州環境保護局はまた、代替燃料奨励補助金プログラムを通じて電気自動車の採用拡大支援を行います。このプログラムは、企業、政府機関、組織による電気自動車の導入と資金調達支援を行い、ペンシルベニア運輸局との共同作業により州内に急速充電回廊を築くことを目指します。

ペンシルバニア州環境保護局が行う代替燃料車リベートプログラムは、電気自動車の購入に際し消費者に払戻しを提供するもので、「ペンシルバニア電気自動車ロードマップ2021アップデート」などの公衆啓発ツールを作成し、電気自動車に関するよくある質問に答えるための情報提供を行っています。

自動車は大気中の窒素酸化物の47%を発生させ、対流圏オゾンの形成を促進しています。これは、子供、高齢者、喘息や肺気腫などの肺疾患を持つ人、屋外で働く人や活動する人の健康に悪影響を与えます。 

ペンシルバニア州保健局の調査によると、空気の質がひどく悪化すると、喘息に関連した救急外来の受診が増えることがわかっています。

車両は州全体で二酸化炭素の21%を大気中に放出し、気候変動に影響を及ぼしています。