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ペンシルバニア エネルギー局、局長、デニス・ブリンレー 2021年5月6日

このブログは個人的な視点から、私が育ったペンシルベニア州西部に根付く文化や地域社会について述べたもので、紹介できることを光栄に思います。私は幼少期に、カンブリア郡(Cambria County) に点在する石炭採掘の小さな町ポーテージ(Portage)、リリー(Lilly)、クレッソン(Cresson) などで過ごしました。そこでは、祖父母とその兄弟が家族の生計を立てておりました。私の祖父は炭鉱夫でしたが、私の親戚の誰一人として炭鉱での職を選びませんでした。 それは私たち移民世代はより大きな機会を求めて目標を高く持っていたからです。 

1990年代初頭、大学生だった私は環境レンズの学科にいましたが、そこで私は最重要課題に向けての情熱を引き起こされました。天然資源の採掘と工業化の歴史は、持続可能な環境への私達の願望とどのように結びつくでしょうか? 社会の欲求と要求、それによってストレスがかかる地球とのバランスをどのように取るのでしょうか?
私たちの過去における環境への取組みは、私たちの将来の成長ついて何を語るのでしょうか?

ペンシルベニア州の石炭、そしてその後の鉄鋼の歴史からの産業遺産は環境問題を解決する専門的な機会を十分に与えてくれました。州全体に広がる採掘された土地や汚染された土地の再開発は重要な取組みで、新しい産業と機会、そして仕事をもたらしました。それはピッツバーグにおける産業構造変換へのリーダーシップによく現れています。

私たちにはまだやるべきことがたくさんありますが、私たちの未来に向けた創意工夫と再構想は私たちの戦略の重要な要素です。 

ペンシルベニア州では過去10年間に石炭火力発電所10カ所の停止と廃止措置をしてきました。市場の要求は強力です、石炭火力発電は競争力を失い天然ガス、風力、太陽光などの低炭素排出発電源に代替される可能性が高いでしょう。

ペンシルベニア地域経済開発局 (DCED) は、将来の再開発の機会に向けて一連の「廃止石炭火力発電所の経済再配置作戦 (プレイブック)」に乗り出しました。各「作戦 (プレイブック」は、特定の対象地の詳細な分析と、地域の生産的な再利用に役立つ再開発に関する推奨事項を複数提供します。

これらの資産(再開発候補)は州全体にありますが、その多くはペンシルベニア州西部にあります。これらはもはや運用されていないのですが次世代の再開発に向けた素晴らしい機会を提供します。かつての石炭火力発電所の再開発にあたる方法は多岐にわたります。未来を担う先見性のあるリーダーが必要で、川、道路、鉄道、送電インフラを備えた資産の価値を理解する必要があります。そしてさらに重要なのは、そこに生きる地域社会が勇気をもって決断することです。

エネルギーの未来が示しているように、私たちは既存産業と新興産業のつながりの中にいて軌道を進みます。その作業の一環として、現在世代を次世代と並行して前進させる、私たちの未来を描く革新的な方法を見つけることが含まれています。この重要な局面において、発電所の敷地に新しい命を吹き込むことは、未来を目指しながら過去を尊重するためのふさわしい方法だと思います。