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「新しいものは良く知られ、良く知られているものは新しくされる」 -サミュエル・ジョンソン

ピッツバーグ ロボット工学 ネットワーク、常務取締役、ジョエル リード

もしロボット黙示録が気になるなら、ピッツバーグを訪ねてください。日常生活に自然に溶け込んでいる人工知能機械を大規模に有する都市は世界でも稀です。

実際、ピッツバーグ地域の空中、道路、地下、病院、食料品店、倉庫、空港、そして地元食材の生産にあたる都市型立体農場など、いたるところでロボットが稼働しています。

私たちの周りではロボット工学技術の実用化が進んでいます。この実用化により私たちの生活様式をを脅かすことなく、慣れ親しんだ仕事を思いもよらない方法でより簡単に、より良く、より安価に、より安全にすることによって、実生活を改善します. 

ピッツバーグでは、サイボーグや人型ロボットの脅威は見られません。むしろ、私たちが当たり前に依存する他の自動化の例と同じように、それらの機械はすぐに普通の風景になるでしょう。家庭用電化製品、環境制御システム、さらにはデジタル コンピューターなどの発明は、生活水準を向上させ、新しい産業を生み出し、雇用の増加につながった自動化の例です。

ピッツバーグ国際空港 (PIT) に到着すると、すぐにカーネギー ロボティクスの自動床洗浄機が目に付きます。これは、紫外線を使用して公共スペースを消毒し、パンデミック時代における健康への新たな優先事項となりました。 

機内からの水のボトルはトラッシュボットに捨ててください。このロボットは一般ごみからリサイクル可能なものを自動的に仕分け、リサイクルコストと量を改善します。

ロボット工学教育と研究において世界的リーダーであるカーネギーメロン大学に向かう途中で、Argo AIAurora (ウーバー社の自動運転技術部門を買収)そしてMotionalなどの業界をリードする企業の自動運転車に乗ることができます。自動運転産業は カーネギーメロン大学で始まり、ペンシルベニア州南西部の丘陵地帯は、試験走行と開発の際における挑戦的な地形を提供しています。自動運転車は人命の救助、汚染の軽減、交通混雑による時間ロスの削減に寄与します。

また、自動運転機能を利用して 1 人のドライバーの運転で 3 ~ 5 台のトラックを連結して走行するLocomationの自動運転小隊を見るでしょう。運送会社にとっては、複雑化する業務やドライバー不足からくる対応能力を新たなやり方で増強することが出来るのです。

排水管理大手プロバイダー、レッドゾーン ロボティクス社(Redzone Robotics)のロボットが道路下の上下水道館の自動点検を行うことで道路掘削をせずに、また道路の閉鎖や交通延滞を引き起こすことなく道路工事を行うことが出来ます。道路工事にはACRBots社の道路建設ロボット、TyBotが稼働します。 

ピッツバーグ市東部のオークランドに入り、ピッツバーグ大学を通り過ぎると、スターシップ社の歩道配達ロボットの一隊が、スナック、コーヒー、その他のグッズを時計台の周りで勉強する学生に届けています。

郊外の倉庫で活躍するIAM Robotics のピッキング ロボットSeegrid Corporation の材料輸送ロボットはピッツバーグ市内では見かけません。パンデミックによって急成長しているeコマース業界は、倉庫や製造工場での自動化の必要性を加速させました. 

国際的に有名な医療と研究のハブであるオークランドでは、重要な医療業務を行うさまざまなロボットを見ることが出来ます。Aethon社のTUGロボットは人力に頼る配送作業や、セキュリティ上の問題がある配送作業を行います。Omnicell社では医療ミスの削減のための薬剤調剤および医療管理を提供し、Smith & Nephew社のロボット外科手術システムは外科医の先端外科手術を支援します。ピッツバーグ大学のリハブ神経工学ラボ(Rehab Neural Engineering Labs)では、機能障害を回復する奇跡的なロボット義肢を開発しています。

最後に、自宅に帰るにあたり、フィフス シーズンによるサラダをランチに選ぶことができます。地元で生産された立体都市型農場で生産された葉物野菜は、25,000 平方フィートの施設でロボットがその監視と収穫にあたり、生産量は200 エーカーに相当します。この解決策は、世界中の食料不安に対処するための鍵となるでしょう。

Starship社 を除くこれらの各企業は、ピッツバーグで設立され本社を置いています。それ以外にも多数の企業が私たち、そして世界中の顧客に影響を与えています。 

ここピッツバーグでは未来が見えます。実際、ここピッツバーグで現在が見えていると言うべきでしょう。私たちは日常生活の中でこのような進歩を享受しており、これからも困難な問題を解決し、生活をより良いものにするために、都度一つのロボットを開発していきます。