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2021年5月3日  ジュリア メリカル著

アメリカ連邦航空局(FAA)は、大規模スポーツ会場や娯楽施設にドローンを用いた消毒を行う137認証をピッツバーグの新興企業AERASに付与しました。

2020年に設立されたAERASは、静電スプレーシステムを用い、どのような会場でも3時間以内で消毒を終えます。  

「AERASは最近PPGペインツアリーナの施設管理会社であるASMグローバルと基本契約を締結し、プロアイスホッケーチーム、ピッツバーグペンギンズの試合会場をドローンで消毒します」とAERASの事業開発のグローバルディレクターであるジム・アベル氏(Jim Abel) は語りました。また、AERASは施設管理会社であるプリチャードスポーツ&エンターテインメントグループと今年5月開催の競馬ケンタッキーダービー、チャーチルダウンズ会場のドローン消毒契約を締結しました。

アベル 氏は「ブリチャードグループは約26のプロスポーツならびに娯楽施設会場があるので、初契約を皮切りに今後より多くの受注機会チャンスに恵まれることになるでしょう。 そして今後数週間のうちに、地域の学区を含めて多くの受注契約を発表できると期待しています」と述べています。

AERASは契約上の財務詳細は公表せず、収益の開示を辞退しました。 同社は10名の正社員と2名の認定ドローンパイロットを雇用しています。加えて50人の認定パイロットが所属するカナダの上場企業ドラガンフライ(Draganfly)と提携し、消費者や小売業への直接サービスを計画しています。

AERASの最高経営責任者(CEO)及び、共同創設者でもあるエリック・ロイド氏は「コロナ禍の中で、公衆衛生の必要性から会社を立ち上げましたが、今後は多様なドローン関連サービスの提供を続けていく予定です」と述べています。最近の例ですが、バトラー郡の警察署から捜査用に使える熱感知ドローンを所有しているか問合せがありました。所有していなかったので、地域の消防署あるいは警察署が使用できるよう翌日には熱感知ドローンを入手したと語りました。