米国ペンシルベニア州政府日本事務所  ペンシルバニア州の事業環境・優遇助成制度のご紹介、日本企業のペンシルベニア州への直接投資に関する各種サポート・ご相談

200214MCP.jpgミッション クリティカル パートナーズ(MCP) 

ケビン・マレイ(Kevin Murray)の談話 
 2009年にミッション クリティカル パートナーズ(Mission Critical Partners:MCP)が事業を開始したとき、その創設者は会社の構築と同じくらいオフィスの確保に時間を費やしていました。今日では、センター郡に本拠を置き100人を雇用し、政府、公益事業、大学キャンパスなど、全国に高度な公共安全システムテクノロジーを提供しています。 
MCPを起業する発端になったストーリーをお聞かせください。 
 私の共同創業者(Brian BarkとLen Kowalski)と私は、ステートカレッジとピッツバーグにあるガレージと地下室に設置した仮設オフィスで、10年前にMCPを創業しました。会社を設立する以前に、ペンシルベニア州を拠点とする建築・設計・コンサルティング会社で私達は一緒に仕事をし、通信および技術部門に従事し、会社の最大の収益源の1つに急成長しました。しかし急速な成長に伴い課題が増え、組織内の争い、縦割りの弊害など起こりました。そうした経験がきっかけで安定した高収入の仕事を辞め、MCPを創業しました。私たちの何人かはかつての初期担当者であり、私達3人全員が公共通信業界の変革に貢献するためにキャリアの大半を捧げてきました。私達は、命を救い、緊急時対応の結果を改善するという使命を共有しています。 
創業時にはどのような事が起こりましたか? 
私達3人はゼロスタートした会社に必要な資金を確保するために、持っていたすべてを提供しました。そしてベンフランクリン・テクノロジー・パートナーズへ融資申請をしました。追加資金の融資により従業員の雇用、販路の確保、そしてビジネスを拡大することができました。会社が成長するにつれて、ローンは迅速に返済されました。
それは途方もない時間と仕事でした。10年前、私達自身が報酬をもらえなかった時代に新たに従業員を雇い、危機感を持ちながらも多くの仕事をこなしたのです。 
10年経ちましたが、MCPの成功と成長は何に起因しているのでしょうか?若い創業者に向けてどのようなアドバイスがありますか? 
MCPの創業時、世界の優れたビジネスリーダーの指針を踏まえて、「ロックフェラーの習慣」を取り入れることにしました。会社を立ち上げて構築するときは優先順位とリズムを持ち、全員が共通の認識を持つことが重要です。「ロックフェラーの習慣」は私たちにこの事を教え、取り乱して安易に本質を見失う状況を避けるのにも役立ちました。また、毎日成し遂げられる事は何千もありますが、私たちのビジネスを前進させる優先順位を決める助けになりました。 
また、私たちは適切な人材を採用し、彼らが成長できる環境で働けるよう努力します。それは単に適切な人材がいることではありません。私たちのビジョンと情熱を共有する多様な人を招き入れ、思考のバランスが取れたチームを作るのです。多様な人材を持つことにより、問題点を様々な角度から見ることができ、それが成功の鍵となりました。 
ペンシルベニアを拠点とする理由は何ですか? 
ペンシルバニアはビジネスを始めるのにとても良い場所です。米国でも人口密度が高い地域にあり、生活費は手頃です。ペンシルベニア州立大学やカーネギーメロン大学など、世界でも優れた大学にアクセスでき、これらは業界を変えるテクノロジーのテストベッド(新技術の実証実験に使用されるプラットフォーム)になります。人工知能やソーシャルメディアなど緊急対応プロセスに組み込む方法など、いくつかの革新的なプロジェクトについては、ステートカレッジにあるペンシルベニア州立大学に大きく依存しています。 
 いままでで最大の驚きは何でしたか?
 
過去10年間で最も驚いたのは、時間が非常に速く過ぎて行った事です。しかし、振り返ってみると、最も喜ばしいと思うのは社員が成長し、学び、難問を通り抜け、仕事を完結するのを見守ることです。仲間がクライアントに良い結果を提供し、それを見るのが至福の喜びです。