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ペンシルベニアのイノベーションハブがもたらすインパクトと成長

ペン・イノベーション・センター(PCI)は、大フィラデルフィア地域にとても大きな影響を与えました。 PCIはペンシルベニア大学で開発されたアイデアや発見を、経済的および社会的利益をもたらす製品やサービスへの実用化に活かしています。最近発表された2018年度の報告書によると、前年度に比べ驚くほど多岐にわたり実績を上げていることがわかります。

2018年度、PCIは学部における発明の商業化を交渉し、675件を超す契約を結ぶという新記録を達成しました。 2人の共同研究者、ウィリアム・A・ベルトラン博士とグスタボ・アギーレ博士は、X連鎖網膜色素変性症(XLRP)の新しい遺伝子治療について米国特許を取得しました。これは、PCI研究者によって今年出願された801件の特許申請と、認可された107件の米国特許に含まれています。

ペンシルベニア大学のアート&サイエンス学部とデザイン学部の教授や研究者はバイオリアライズと呼ばれるバイオ・プロトタイピングのスタートアップ企業を立ち上げました。バイオリアライズの創設者オルカン・テルハンとCEOのカレン・ホーガンは、高度にネットワーク化されたデスクトップシステムを使用しながら、遺伝子組換え微生物をつくりだしてテストする最初の製品を開発しました。

また、濃密な共同作業とライセンス契約を通じて設立されたスタートアップである、ペンシルベニア大学のTmunity Thereputics Inc.2018年に18500万ドルを調達しました。Tmunity社は、カール・ジュン医学博士による独占的な技術と専門知識に基づいて、初期入院患者の細胞と遺伝子療法を開発しています。バイオリアライズとTmunityを含む24のスタートアップがPCIを通して立ち上がりました。

ペンシルベニア大学は、ライセンス契約、発明数、ライセンス収入、および学生1人当たりの新規事業の立ち上げ数において優れており、全米大学第4位にランクされました。さらにロイター通信の「世界で最も革新的な大学トップ100」でも4位にランクインしました。

ぺノべーション・センターは、施設内のテナントと研究プログラムを40社に増やし、133人が活動する施設へと成長しました。 ペノベーションはペンシルバニア大学のビジネスインキュベーターと研究室であり、研究成果の商業化のために研究者、発明家、起業家を調整し、統合しています。 ペノベーションは今年の夏、最初のペンシルベニア・ミニメーカーフェアーを開催し1200人が参加しました。ペンシルベニア大学とJohnsonJohnson Innovation  LLCJPODと呼ばれる共同作業を開始します。また、ペンシルベニア大学の教授陣および研究プログラムは、50以上の主要な国際企業と会い、ペンシルベニア大学をベースとしたパートナーシップについて議論しました。

フィラデルフィア地域には世界レベルの才能を生み出す100以上の大学があります。中でもテンプル大学、ローワン大学、デラウェア大学は全米でもトップクラスの公立大学です。

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