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自動運転車がピッツバーグの技術部門を押上げ

少なくとも過去10年間、ピッツバーグは自動運転車(AV)を革新経済の主要な推進力と捉えてきました。最近起こった事故が若い産業のブレーキとなっていますが、引き続きピッツバーグが無人運転車の研究、開発、テストのハブであることに変わりはありません。

この技術的功績は、1979年にロボティクス研究所を開設し、鉄・アルミ産業の衰退に対面したカーネギーメロン大学(CMU)に帰します。 実際CMUは、1984年のテレゲーターと名付けた自動移動ロボットから始まった、自動運転車生誕の地であると考えられています。2007年には、CMUレースチームが"ボス"と名付けた自動運転SUVで、DARPAアーバンチャレンジレースで優勝し賞金200万ドルを獲得しています。

このCMU卒業生の世代は、既存企業とスタートアップからなるピッツバーグの自動運転車業界を発展させ、今日では約3,000人の雇用を創出しています。ペンシルベニア州南西部地域産業開発公社(RIDC)のドナルド・F・スミス・ジュニア社長によると、これらの企業の多くは「積極的な成長モード」にあり、雇用数は最終的に10,000人をも超える可能性があるそうです。

いまだ、自動運転車産業は複雑に張りめぐらされた法律、規制、安全などの問題に直面しています。 3月のアリゾナ州テンペで起きた歩行者を巻き込んだ死亡事故は、ウーバーが2015年に鳴り物入りで開設した、アドバンスト・テクノロジー・センターのあるピッツバーグに深刻な影響を与えました。 7月にウーバーは、ピッツバーグ、その他の地区で自転運転テスト車の公道テストを再開しています。同社は現在、自動運転車の継続開発への立場が不明確で、投資家から同事業の売却圧力を受けているといわれています。

アリゾナ州の事故は、4月にピッツバーグで開催された、第2回ペンシルバニア自動運転車サミット参加者の記憶を新たにさせました。

「昨年の夏から、車両自動化がもたらす社会利益について、一般市民の認識がより大きく高まっている」とペンシルベニア州運輸局長官のレスリー・ S・ リチャードと同地域振興・経済開発局のデニス・M・デヴィン長官は開会挨拶で語り、さらに「一番大切なことは交通システムの安全性を向上させることで、同時にすべての住民の移動力を高め、能力に限りのあるインフラをより効率的に運用し、渋滞と排ガスを削減し、ペンシルバニア州の地域と住民に大きな経済成長機会を創出することなのです。」と述べています。

これらの強力な新技術が開発され、展開される際に生じる可能性のある複雑な問題に対して、一般大衆はその情報を得て問題に気付いています。」と付け加えた。 「労働者、公的収入、データセキュリティそしてプライバシーへの影響は、市民が秤にかける際の重要な問題となります。これらすべてが安全を確保するためのもので、技術開発と改良はペンシルベニアの最優先課題なのです。」

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